2013/1/31
一昨年より開発中のチェーンソードライバ(遠隔操作伐採機)の話をしてみたいと思います。 これは、市販されているチェーンソーを利用した機器で、市販のチェーンソーを機器にセットし、そのセットした機器を樹木に取り付け、遠隔操作で伐採を行う装置です。
イメージイラストとしてはこのような感じです。
<開発の背景>としては
①伐採作業は、ほとんどが急な斜面の足場の悪いところで行われている。
②伐採作業時において、チェンソーがらみの災害が多発している。
③熟練作業員が減少してゆくなかで、チェーンソーを使う伐採作業をもっと自動化してゆく必要が感じられる。
そこで開発に際し、次のようなコンセプトを設定しました。
・伐採する樹木の高さより、遠くでチェーンソーを操作出来る。
・軽量で、運搬が容易である。
・市販のチェーンソーを改造しないで使える。
・だれでも使える。
一昨年の8月より構想を固め、技術情報の収集・試作等を重ね、ようやく昨年の1月に試作品が出来上がり試験をしました。 その時のデータを元に軽量化と操作性を主眼に置き改良を重ね、昨年6月に特許を申請いたしました。
その結果、下記の特徴を見出すことが出来ました。
【長所】
①リモートコントロールをすることにより、チェーンソー操作者のリスクがなくなる。
②はくろ病のリスクが低減される。
【短所】
①取付に時間がかかる
②運搬量が増大する。
現在は、プロトタイプを用いて実証実験中です。
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